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Nov.11,2019

イベントレポート: 第2回OSAKA FOOD LABチャレンジマーケット

カテゴリ:チャレンジマーケット,イベント

「食」でチャレンジする人たちを応援する施設「OSAKA FOOD LAB(大阪フードラボ)」が毎回テーマを変えて開催するイベント「チャレンジマーケット」。

第2回目となる今回は、9月28日(土)・9月29日(日)の2日間、『ガストロミーとは何か?』というテーマで開催しました。

関西を中心に活躍する6人の人気シェフ達の持ち込み企画。20代、30代と経験を積み、人気店を作り上げた彼ら。予約が取りづらい店にまで成長したシェフ達が、それぞれのスタイルでガストロノミーを表現し、限定メニューを提供するフードイベントとなりました。

【参加シェフ】

  • agnel d’or (アニエルドール)藤田晃成シェフ
  • communico(コムニコ)堀田大樹シェフ
  • SALONE2007(サローネ2007)弓削啓太シェフ
  • Differnce(ディファランス)藤本義章シェフ
  • Seiichiro, NISHIZONO(セイイチロウニシゾノ)西園誠一郎シェフ
  • Rivi(リヴィ)山田直良シェフ

 

【ガストロノミー屋台】

今回のイベントでは、より多くの人が食べて楽しみながら、まずは気軽に「ガストロノミー」を体験してもらいたいとの想いから、「ガストロノミー屋台エリア」を設けました。

「ガストロノミー体験メニュー」を販売する屋台エリアでは、このイベントのためにシェフ達が考えた、屋台の定番メニュー、からあげ、おでん、ポテトフライ、かき氷など全12品を「ガストロノミーの解釈で作るとこうなる」を表現して販売しました。

普段食べ慣れたあのメニューが。。。 こんなことになるんだと。シェフも一番苦労した、というだけあってどれも本当に美味しかった。

【ガストロノミー体験コース】

シェフ6人が1人1皿ずつ担当するコース料理を考え、2日間限定の”ガストロノミー体験コース”として提供しました。

限られたいつもとは違う空間で、これだけの料理が出てくるとは。。参加されたお客様も大満足な本当に素晴らしい内容でした。

このイベントで一番印象に残ったのは、企画からイベント準備、当日のイベント運営や料理に至るまで頑張っていたシェフ達が本当に楽しそうだったこと。見ているこちらもなんだか嬉しくなるほど。

そんな雰囲気が来場者の皆様にも伝わったようで、終始楽しいイベントとなりました。

 

【トークショー】モデレーター: 料理通信 曽根編集長

2日目の9/28(土)には、食専門誌「料理通信」の曽根編集長が東京から駆けつけてくれ、トークショーも行いました。

「ガストロノミーとは何か?」をテーマに、各シェフが考える「ガストロノミー」について掘り下げたトーク内容となりました。なかなか一言では表せないガストロノミーという言葉。シェフ達も短い言葉で表現するのに苦労をされていましたが、最後の番に回ってきたcommunico 堀田シェフが表現した「愛すべき無駄」という言葉に一同賛同。それにしましょう!ということで今回はまとまりました(笑)

やはりガストロノミーという言葉はまだまだ奥が深い。

今後、ガストロノミーを問い直す動きは増えてくるのではないかと。それをいち早く、”食の実験場”であるOSAKA FOOD LABでカタチにできたことは喜びであり、意義深かったと思います。

 

今回のイベントでは、料理の道を志している料理学校の学生さんが数多くヘルプに来られていました。先輩シェフ達が楽しそうに輝いている姿を間近に見てそのお手伝いが出来たことは、素晴らしい体験となったことでしょう。

これからも大阪から食でチャレンジする人がもっともっと出てくることを期待しています!!

この日のOSAKA FOOD LABは普段とは装いを変え、ウッドデッキではフルサービス仕様のテーブルセッティングでした。

お越し頂いた皆様ありがとうございました。

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